2011年10月5日水曜日

大学って

 だいぶ前の話ですが、とある私立大学のCMで「ここならきっと目標が見つかる!」とか「やりたいことをみつけよう!」って謳っている大学がありました。しかし本来目標またはやりたいことがあって大学ってのは行くもんじゃないのかしら、などと思ったわけです。しかし、かくいう私もそこまで確固たる目的があったかと言われるとそこまで強固だったかはわからないと思い始めた。学歴を得る(もしくは大卒資格を得る)ということが目的として見られる傾向が強い印象があるので、もしかしてあまり何をする学部なのか、とか調べていなかったりする人もけっこういるんじゃないかと思うこともある。例えば社会学部に入って「心理学とかあるんだってー!」って言ってた人や文学部で高校倫理というか現代社会レベルの思想の名前を知らないとかそういったことは思っていたよりも多い。あくまで私の通う大学の話だけど。名もない私立というほどでもなかったのでちょっと驚き。
 社会や価値観はもちろん変わるものなので今の御時世「大学は学問をするところだ!」と声高に叫んだ所で今の価値観とは合致しないのかもしれない。大卒っていうのは一種の社会に出るための資格になってきてるんじゃないかという話はあちこちでなされてる気がする。公務員試験の変更なんかもだいぶ大卒が前提にされているような。大学そのものも世の中の評価基準が就職者数になってきていて、就職予備校化してきてるなんて言説も多々あるわけで。社会の変化だけじゃなくて大学だったり人だったりといろんな変化が組み合わさってさらに大きく変化していくんですね。
 自分が何を欲して、何のために、どう、何をしていくか。だいたいはおそらく就職に繋がる、というかそういう思考になるような環境に囲まれている。だから他の選択みたいなものは見えにくい。でも例えば教授になるだとか本出すだとかの裏に、こういう知識を広めたい!とかこの発見を紹介したい!とかそういう「働く・稼ぐ」だけじゃない目的がある人は憧れる。そういったものを見つける場所としての大学でもあるというのならそれはそれでいいんじゃないかと思ってる。皆が皆見つかるわけではないと思うけどね。
 最近私自身少し別な進路の可能性を考えているのだけれど、それも含めてちょっと考えてみた。

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